奨学生インタビュー – 慶應義塾1993年三田会

奨学生インタビュー

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現在の学生生活の様子や将来の夢・希望は?

1991年三田会記念大学奨学金(2016年度)は、90名の現役学生に給付されました。
そのうちの現役塾生、お二方に現在の学生生活の様子や将来の夢・希望についてお話しを伺うことが出来ました。

理工学部システムデザイン工学科3年・半谷 聡さん

慶應義塾を志した理由は?

とても優れた研究実績を残されている教授方や、全国から集まってきた優秀な学生たちに囲まれ学べると同時に、日吉キャンパスで他学部の学生とも交流を深められることも魅力的だったからです。

現在どのような塾生生活を送っていますか?

宇宙開発に携わる、という将来の夢に向かってより専門的な学問を学んでいます。今後は、研究室に配属され卒業論文発表に向け研究を進めていきます。私は、遠隔操作ロボットの研究をする研究室に入りました。宇宙開発で活用できるようなロボットを研究しJAXAなど宇宙開発の最前線で活躍したいと考えています。

奨学金を受けようと考えたのは?

父が体調を崩し働けなくなってしまい、大学の学費が大きな経済的な負担となっていました。そんな中、慶應義塾に返済不要の給付奨学金があることを知り申請しました。頂いた奨学金は私にとって経済的な支えとなるのと同時に、精神的な支えにもなっています。自分の学びたいことのために、しっかりと時間を使うことができることも大変有難いです。

あなたにとって、夢中になれる「NO LIFE」は?

大学に入ってから始めた自転車です。元々小さい頃から将来は色々な場所を旅してみたいと考えていたので、仲間と一緒に自転車で旅ができる慶應義塾サイクル部を見つけた時すぐに入部を決めました。アルバイトで少しずつ貯めた旅費を使って毎年夏に自転車旅をし、大学3年間で日本縦断を達成しました。

あなたにとって「若き血」とは?

青春時代に築き上げた人と人の絆です。115年の歴史のあるサークルで過ごす中、何十歳も年上の先輩方がかつてのサークル仲間と本当に楽しそうにお話をしている姿を見ていると、慶應義塾で青春時代を過ごすことで、人と人との絆は血となり生涯私たちの体をめぐり続ける。そしてそれは、一生の財産になるのだと感じました。

1993年三田会のメンバーにメッセージを!

私は奨学金を頂き安心して勉学に励むことができました。そして卒業後も、塾生と塾員のつながりが続いていく慶應義塾の伝統を改めてすごいと感じました。私のような塾生にとって、1993年三田会の皆様によるご寄付は非常に大きな支えとなります。少しでもご支援を頂けますよう、心よりお願い申し上げます。私も慶應義塾を卒業し塾員となった暁には、塾員が塾生を支えていく伝統を受け継いでいきたいと思います。

法学部政治学科3年・塩田 あすみさん

慶應義塾を志した理由は?

高校2年の冬にベトナムを訪れたことがきっかけで東南アジア諸国に関心を持ち、地域研究をするため法学部政治学科への入学を志すようになりました。慶應義塾に師事したい先生がいらっしゃったのも大きな決め手でした。

現在どのような塾生生活を送っていますか?

昨年は、2つのゼミにて民法と国際政治についての学習と論文執筆に取り組み、また複数のインターンにも参加し充実した1年でした。私には外交官になるという夢があります。昨年夏にタイに行った際、異なる制度や文化を学ぶ楽しさを知り、同時に日本についてもっと説明できるようになりたいと感じました。帰国後、国際政治や哲学の授業を通じて「平和」を考えるにつれ、「安定した世界秩序」の形成に私も貢献したいと思うようになりました。今はその夢を叶えるべく試験勉強に勤しんでいます。さらに、夏から奨学生として米国へ交換留学に行くため、その準備も並行して行っています。

奨学金を受けようと考えたのは?

海外で働く父が入院したことです。また、同時期に遠方の祖父母が病気を患い、定期的な金銭的援助が受けられなくなってしまいました。朝から晩まで学校とアルバイト先を往復する毎日が続く中で、この奨学金を学費の支援として頂きたいと考え応募しました。

あなたにとって、夢中になれる「NO LIFE」は?

ずばり「NO DESIRE, NO LIFE」。困難に直面した時は、自分ができることを全力でやる。そうすると、そのうち事態が好転し展望が見えてきます。奨学金の給付や交換留学が決定したのも、目指したい道を見つけ全力で取り組んだ成果であると思います。また、自身が持っている夢も「周りへの恩返しがしたい」という気持ちに基づいています。向上心や目標達成への強い「願望」こそ、これまでの私を支えてきた軸であると考えています。

あなたにとって「若き血」とは?

「慶應義塾の絆」だと思います。何十年離れていても、出身校という共通点からつながる想いこそ、「若き血」の源ではないでしょうか。年月を経てもなお強い帰属意識に基づいた「慶應義塾のつながり」こそ、私たちにも流れかつ後輩にも受け継いでいくべきものであると感じています。

1993年三田会のメンバーにメッセージを!

一番お伝えしたいのは、感謝の気持ちです。奨学金を頂けたことにより、勉強や自分の将来について考える時間を確保することができました。また、受給後も、奨学生としてこうして基金を作ってくださった先輩方とお会いする機会があるのは、自身の勉強へのモチベーションを高める上でも貴重な機会だと感じています。今の環境は、家族や皆様のお力添えがあったからこそ。今後も温かく見守って頂きたいと同時に、卒業後は、自分もぜひこのような機会を後輩に与えたいと思います。