菊リンからの便り・その②
菊リンからの便り・その②
菊池 淳(きくち じゅん)
1993年三田会・奨学金委員長
1970年 東京都生まれ
1989年 慶応義塾志木高校卒業
1994年 慶応義塾大学法学部政治学科卒業
1994年 株式会社東芝入社
2017年現在 東芝三菱電機産業システム(株)勤務
たびたび失礼します。菊池 淳と申します。
いやー、今年もあと残りわずかですねー。
でも今年は、1993年三田会のイベントや飲み会などを通じて、たくさんの同期と旧交を温め合いましたー。
中でも「25年ぶりのはじめまして」の方々と
たくさん友達になれたことは、
私にとっての財産です。
ありがとうございます!
たとえば、こんなとか(笑)
↓ ↓
(フェイスブックより)
こんなとか!(笑)
↓ ↓
(フェイスブックより)
こんなとかー!!(笑)
↓ ↓
(フェイスブックより)
来年も「25年ぶりのはじめまして」の方々と
たくさんお友達になって頂けることを
楽しみにしております!
みなさんも、ぜひ集いましょう。
いや、そうそう。
そういえば、奨学金についてでしたね。(汗
いまどきの奨学金事情が、どうなっているのか
私なりに調べてみたんです。
↓ ↓
「学生生活調査」(学生支援機構)というのを
調べてみたんですよ。
なるほど!
私たちの学生時代を振り返ってみて、
奨学金があまり身近でなかったのには
理由がありました。
サンプル抽出によるアンケート調査ではありますが、
奨学金受給を希望する学生の割合が、
いま「 25% → 52% 」に倍増しているのです。。
↓ ↓
学生数は1998年に300万人の大台に乗って以降、
300万人を挟んで増減を繰り返しています。
奨学金に対する「需要」は高まっている!
といえます。
確実なことはなかなか言えませんが、
いくつかデータを集めて推測してみました。
我々が卒業した1993年といえば、
円高不況の始まりの年。
経済指標は数多くありますが、
端的に表れるのは個人事業主や中小企業も含めた
「企業数」ではないでしょうか。
↓ ↓
国内の金融危機やリーマンショックを経て、
国内企業数は右肩下がり。
景気の良しあしにかかわらず、その傾向は明らか。
これが現在の学生の経済状況に影響していることは想像に難くないのではないかと…。
とりまく環境がずいぶん変わっていることがハッキリしました。
別の統計から、どの程度の金額が給付されているのか、確認してみました。
大学昼間部を対象としたデータですが、
総額では80億円余り、一人当たりの平均年額は
40万円前後といったところです。
その意味で、総額では世の中のほんの一部ではありますが、塾生一人当たり年額50万円という金額は、平均値を少々上回る水準です。
25年前を振り返るデータは、なかなか確保できていないのが実際のところです。
足元の状況としては、
在学塾生約33,000人に対して8,616人(26%)が
何等かの奨学金を受給しています。
(2016年度実績)
この割合は、国内全体を見渡した統計との比較では「ややマシ」に見えるかもしれません。
在学塾生の奨学生8,616人の内訳をみると、
卒業後の返済を前提とした学生支援機構の
「貸与型」奨学金を受けている塾生が
5,453名と大宗を占めます。
「給付型」の塾内奨学金の受給者は
2,706名と、塾内奨学生の3割に留まります。
基本的に学生支援機構の奨学金は「貸与型」で、
卒業後の返済を求められます。
卒業後に就職難で返済に苦しむ問題が
マスコミで取り上げられた時期もありました。
返済の必要のない塾内の
「給付型奨学金」を充実させることが、
後輩たちの「夢」の実現を
力強くサポートすることに直結します。
ご賛同いただいた寄付は、
現役の学生限定の返済義務のない
「給付型奨学金」の資金として、
全額使われます。
それぞれに将来の夢を胸に抱き、
日々勉学に励み、
懸命に充実した学生生活を送ろうとしている
後輩たちが、夢を途中で諦めることのないよう、
一人でも多く支援するための
ご理解とご賛同・ご協力を何卒お願い致します。
また、奨学金支援活動にご賛同いただいた方全員に卒業25年の「記念誌」を進呈いたします。

※写真は1991年卒の事例
↓ ↓
・「菊リンからの便り・その①」← こちら
・「菊リンからの便り・その③」あるのか? 謎w
今回の寄付金事業について簡潔【約90秒】な動画にまとめてみましたので、ぜひ一度ご覧ください。
銀行振込は、5月17日まで受け付ける予定です。
【振込先口座情報】
みずほ銀行 小舟町支店
普通預金 1406741
1993年三田会卒業25年奨学金口
(1993ミタカイショウガクキングチ)
※振込人名の冒頭に4桁IDナンバーを追記してください。
重ねて、みなさんの温かいお力添えを何卒宜しくお願いいたします。
寄付金の協力者の氏名、寄付金額は、塾発行の機関誌『三田評論』および1993年三田会で発行する『卒業25年記念誌』に御芳名が掲載される予定です。なお、それぞれについて、皆さんのご意思により、非公開とすることも可能です。寄付金の振込みと併せて4ケタのIDナンバーを明記のうえ、こちらのフォームかメール(scholarship@1993mitakai.jp)にて1993年三田会奨学金委員会までご希望をお寄せください。特にご要望がなければ、掲載とさせていただきます。
お問い合わせはお気軽に、奨学金委員会までどうぞ。
scholarship@1993mitakai.jp
みんなで撮ったグループ記念写真が掲載される「記念誌」は、寄付金事業にご賛同頂いた方のお手元だけに届きます。「まだ」の方はお早めにお願い致します。