【第5回】田久保善彦君 – 慶應義塾1993年三田会

こんなところに93同期?!

【第5回】田久保善彦君

【第5回】田久保善彦君

【 第5回 】田久保 善彦 君


グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長
学校法人グロービス経営大学院 常務理事
田久保 善彦 (たくぼ よしひこ)

1970年 東京都出身
1993年 慶應義塾大学理工学部卒業
1995年 同大学院理工学研究科修了、(株)三菱総合研究所入社
2003年 (株)グロービス入社
2012年 グロービス経営大学院 経営研究科 研究科長就任
現在、グロービス経営大学院及びグロービス・マネジメント・スクールにて企画・運営業務・研究等を行なう傍ら、リーダーシップ系・思考系科目の教鞭を執る。経済同友会幹事、経済同友会教育問題委員会副委員長(2012年)、経済同友会教育改革委員会副委員長(2013年度)、経済同友会・新産業革命と社会的インパクト委員会副委員長(2016年度)、ベンチャー企業社外取締役、顧問、NPO法人の理事等も務める。著書に『ビジネス数字力を鍛える』『社内を動かす力』『MBAクリティカル・シンキングコミュニケーション編』、『日本の営業2010』『全予測環境&ビジネス』(ダイヤモンド社)、共著に『志を育てる』、『創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか』(東洋経済新報社)、『21世紀日本のデザイン』(日本経済新聞社)、訳書に「信念に生きる~ネルソン・マンデラの行動哲学」(英治出版)等、他多数。

【グロービスWebサイト】 http://www.globis.co.jp/

中等部 ~ 塾高時代

中等部時代はバスケに夢中


(中等部の入学式)

「私の父も兄も慶應出身だったということもあり、中学受験して入りました。」


(バスケに夢中だった頃)

「中等部時代は、いま思い返しても本当に楽しかったなぁ。当時はバスケットボールばっかりやっていたような気がします (笑)。」

高2で「文系」or「理系」の選択


(塾高時代の修学旅行)

「塾高時代、特に数学とか物理とか理系科目が得意だったわけでもないし、将来の夢が理系分野にあったわけでもないんですけど、文系か理系かコース選択の時、理系を選択しました。」

「父も兄も文系(慶應経済)出身で銀行員になったので、何となく対抗心みたいなものもあったのかもしれません(笑)。」


(塾高の卒業アルバムより)

大学~大学院時代は?

理工学部へ


(理工学部・矢上校舎)

「自分で言うのも何ですけど、学校には結構まじめに通ってましたし、授業にもよく出ていました(笑)。」

「いわゆる公式を覚えるような高校時代までの『お勉強』と違って、ひたすら何をどのようにやるか考えることが楽しかったんだと思います。」

「あと、理工学部は内部進学者の比率が小さいということもあって、外部から入学してきた友人がたくさん出来ました。そういうことも良い刺激になりましたね。」

つなぎ(作業着)が制服!?


(機械工学科研究室のイメージ)

「私が進んだ『機械工学科』では、 じっと机に向かって実験や研究をするのではなく、身体を使って機械や工具と戯れる毎日でした。重い機材を運んだり、油まみれになったり。」

「だから、矢上の研究室に着くと、すぐに作業着(つなぎ)に着替えて過ごしていました。」

学生時代のほとんどを研究室で過ごした


(大学院の研究室の仲間たち)

「大学4年と、大学院の2年間はは、ほとんどの時間を矢上校舎の研究室で過ごしました。それこそ朝から晩まで。ほとんど男ばっかりですし、まるで体育会の寮生活みたいな感じですよ(笑)。」

「とは言え、しょせん学生ですから基本だらだらしてまして。研究室に到着してから1~2時間ぐらいはみんなでだべったり。大型の機械の電源を入れると、マシンが十分温まるまで結構時間が掛かるんです。それを待つ間に、みんなでクルマで出掛けて、家系らーめんを食べて帰って来るとか。作業着のまんまキャッチボールをして遊んだりとか(笑)。」


(前田研究室/卒業アルバムより)

「でも、そうやって研究室の仲間たちと過ごす日々が楽しくて仕方ありませんでした。」

卒業後は?

三菱総研に入社


(三菱総研時代)

「大学院卒業後は、 研究的アプローチで世の中に何かを提言していくような仕事がしたいと考え、三菱総研に入社しました。」

「主に、エネルギーや環境についての調査や研究を重ね、レポートや論文を書いていました。また、国の政策にかかわるようなプロジェクトにも多数参画させて頂きました。 」

アーク都市塾でのTA経験

「三菱総研に勤務しながら、アーク都市塾で6年間大学時代にお世話になった経済学部の先生の TA(ティーチングアシスタント)も経験させていただきました。アーク都市塾とは、森ビルの創業者である森泰吉郎氏が創立した社会人向けの夜学講座なんですけど。そこで受講した社会人が、メキメキ覚醒したり、仕事で成果を出していく様子を目の当たりにしました。」

グロービスへの転機

「三菱総研に10年近くいた間に、100本くらいレポートや論文を書きました。」

「ただ、それを振り返ってみた時、自分の提言で何か世の中が変わっただろうか、もっと誰かに直接的に影響を与えられる生き方はないだろうかという気持ちが芽生えていました。また、アーク都市塾でのTA体験も、私がビジネスパーソン向けの教育に関心を持つ契機となりました。」

「“今後の人生をどう生きていくべきか、この社会にどんな貢献をしていくべきなのか”と、自らのキャリアを見直している頃に、グロービスとのご縁があったのです。」


(グロービスの教壇にて)

グロービス拡大に尽力

「私が、グロービスに移ったのは2003年でした。ちょうどその年、政府の構造改革特区によって、株式会社などの学校法人でない民間企業でも学校運営ができるようになったので、グロービスも文部科学省に認可を受けるための動きを始めました。」

「たまたまその頃のグロービスは、今よりもずっと小さな組織でしたので、途中入社したばかりの私にも重要な仕事を任せていただけるような環境でした。」

「2006年4月に東京と大阪で株式会社立の経営大学院としてスタートすることができました。2008年には学校法人グロービス経営大学院へ変更しました。」

「2009年名古屋校の開設、東日本大震災の後、東北にもリーダーをということで2012年仙台校の開設、2013年福岡校の開設、2015年オンラインMBAプログラムの開講etc、立て続けにグロービスの拡大に向けて陣頭指揮を執らせていただけたのは、自分としても幸運だったと思います。」

「この15年は本当によく働きました(笑)」

そして、現在

グロービスの研究科長として

「いまも、現場の教壇にももちろん立ち続けています。ほとんど趣味のような状態です(笑)」

「1コマ90分を年間200コマほど受け持っていますが、ビジネスパーソン相手に一方通行ではない議論形式の授業を進めるのは、超エキサイティングです(笑)。一人ひとりがプロのビジネスパーソンですから、話題が変われば、学生として通われている方皆さんが先生です。」

「人が変化したり覚醒する様子を間近で見られるのは、楽しいですし、非常にやり甲斐を感じています。」

これからは?

生涯学習の基盤を拡げる

「いま、グロービスに通っている人の平均年齢は33-34才くらいなので、卒業後の人生の方が、圧倒的に長いんです。皆さんが卒業してからも一生寄り添えるような教育体制や仕組みを充実させていけたらと考えています。」

「社会が変われば、必要とされる能力も変わってきますよね。」

「日本人はキャリアについて、きちんと考える時間を十分にとって来れていないという問題意識が、私の中に強くあります。」

「ここで言うキャリアとは、昇進や転職のことではなく、生き方みたいなものです。『自分のキャリアを考える』という部分が、これまでの日本の教育に欠けているような気がします。」

卒業後も継続拡大するネットワーク作り

「グロービスの特色の一つとして、卒業後もネットワークを継続拡大していける仕組み作りをしています。」

「在校生、卒業生、講師、政財界トップリーダーが集う宿泊型カンファレンス『あすか会議』。『同窓会』の運営サポート、より強固な絆を生み出す『互援ネット』の推進など。実際に卒業生の皆さんは、卒業後も、事あるごとにグロービスに集い、お互いに刺激を与え合っています。」

「なんか三田会に似ているかも(笑)。」

【 編集後記 】

いまMBA取得をめざすビジネスパーソンが増えているという。しかし、その人がなぜグロービスで学ぶのか、人生をかけて何を成し遂げたいのかという「志(こころざし)」を持っているかどうかを彼は一番重視しているそうだ。 そういった「志(こころざし)」が、残りの人生を自らの力で切り拓いて行くための最強の武器になるからだと。この熱いメッセージこそが、彼が多くの人を惹き付けて止まない秘訣であり、卒業25年を迎える我々同期みんなへのエールだと感じた。(取材・編集:馬場雅敬)

 

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